おならっぷばーん

You can't fart without changing the balance in the universe.

掃除機、15年の進化に愕然とする

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タウンワークに「主婦・主夫歓迎」の求人があるが、本当に主夫のおっさんがパートのおばちゃんに混じって働けるのか…?と疑問でならない。

フルタイム事務職の妻を送り出してから、専業主夫たる僕の1日が始まる。といっても朝起きたら、妻はもう家を出てしまっている場合が多い。僕に任された仕事はゴミ出しと掃除機だ。掃除でなく掃除機というのがミソだ。水回りの掃除は妻にまかせている。

新居に引っ越して1ヵ月半、2回目の掃除機をかける。僕の武器は、2006年製のサイクロン掃除機だったが、このたび日立のラクかるスティックを導入した。2006年製の掃除機だって祖母から貰ったものだ。ゴミを集めるだけなのに、なんで大金を払わねばならんのだ?と疑問すぎて、同棲する際に自分で買った掃除グッズは、ほうきとちりとりだけだった。

僕は家電15年の進化に感動している。
軽量なのはもちろんだが、ヘッドにモーターが仕込んであってミニ四駆みたいに勝手にヘッドが進んでいく。スルスルだ。ヌルヌルだ。ヘッドのLEDが光る。まさにヘッドライトとして、床を照らす。「光って意味あるの?」と疑問だったが、これが見たくなかった真実を照らし出すことに。フローリングを低い位置からライトで照らすことなど、3歳児でない限りやらない遊びだ。はるか1700mm上空から肉眼で眺めるときには見えなかったホコリが、部屋の隅に大量に堆積していことに気づいて慄然とする。「部屋ってこんなに汚れてるんだ…」。汚れにたいする感度が革新される。
コードレス。ノズルの後ろを馬鹿みたいにくっついてくる愚鈍な「本体」がない。これだけでも掃除の心理的ハードルが下がりまくる。はじめて一軒家に住み、階段の掃除が面倒すぎて、ずっとゴミだらけのまま放置していたが、これで階段掃除がほうきで掃くよりラクになったことが最大の感動であった。

ホコリの存在を1,000分の1秒単位で読み取るセンサーとか、〇〇システムとかいう初耳の造語のすごいらしい機能とか。過剰進化するテクノロジー。最新機器をたえず導入させられる流れのなかで、無条件に信奉される「家事の省力化」という家庭の黄金律。ほうき&ちりとりのローテクデュオのファンとしてはナンダカナーと思っていたが、新しい掃除機に乗り換えて、月に1度しか掃除機を使わない我が家の主夫も、昼寝の時間が増えて大助かりしています。