おならっぷばーん

You can't fart without changing the balance in the universe.

Nothing planned

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スマホを開くたびに言葉だなーと思う。

予定が嫌いなので、すでに今年12月にある友人の結婚式すら、目の上のたんこぶではないが、目の先に重りを吊るされて、前傾姿勢になるようだ。人生のモットーを「Nothing planned」にしたい。おかげで銀歯がとれて1週間、まだ歯医者の予約すら取れていない。

 

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最近 ”Your Money or Your Life” by Vicki Robin を買うか買わないかですごく悩んだ。

米国でFIREブームの文字通り火付け役になった本で、どこかで紹介されているのをみてから、読みたくなった。中古ペーパーバック1,399円/Kindle1,400円で、サンプルを読みつつ買ってこの先読み続けるべきか、目次とにらめっこして考えた。カッコつけて洋書買っても、最後まで読みきらなかったコンテンツで、僕のKindleのブックリストはいっぱいである。だったら先に要約動画でも見よ、と思って探したのがこいつだった。

 

 


節約して得た余剰金を投資(利子・利息/配当金/キャピタルゲイン/家賃収入/印税・使用料を生む対象)にまわして収益を得る。最終的にその投資収益が、必要十分な生活費と同額になる交点をもって、めでたくFI(経済的自立)達成となる。

理屈は分かるけど、これって10年20年の安定した収入と粘り強い節制によって積み上げたそこそこ多額のタネ銭をもって、はじめて可能になるモデルじゃない? 僕は明日から働かずに済むようなウルトラCが欲しいんだけど。あやしい仮想通貨投資グループで日々成功者の偶像づくりに忙しい皆さん、なにかいいお話ないですか? 今日も駅前の宝くじ売り場を通りがかりに、妻が「買いたい」と言うので、「おい、あの行列を見てみろよ。宝くじ売り場に並んでいる人で金持ちそうな人みたことないぞ」と言ってなだめる。「金持ちだったら宝くじ買わないよ?」と合点のいかない様子だったが、いや、そういうことなんである。

僕の退職の意向を聞きつけた部長は、立ち話的に「やめるんかあ。もうちょっと考えてくれへんかあ。遠くなって電車で来るってなったら、ちゃんとそこは交通費も出るようにするしー」と言う。いや、交通費が出るってのは駆け引きに使う材料じゃないだろw 通勤時間が伸びるほど主観的幸福度が下がる、という記事を目にしてから、通勤距離をかなり重視していて、今の職場も家を出て5分で着くから選んだ。それが徒歩込みの電車で片道1時間かかるんだったら、たとえば8時間で8,000円貰えてたものが10時間で8,000円になるんだから、時給1,000円から800円で実質20%下がる。「同じ場所で同じ仕事、ただ通勤時間は今の12倍、給料は2割減だけど、来てくれるかな?」という提案をただ「交通費が出る」という条件で飲む奴がどこにいるのかと。

部長に「次にやること決まってるの?」と訊かれて答えに詰まる。ぐぬぬ、何もやることがない。いいさ、夏のあいだは無職を決め込んでやる。「生活のために職業を求むる必要がない」境遇をつかの間の仮死状態で楽しんでやるさ。毎日鬼気迫る表情で出勤時間まで二度寝する僕に、妻が「あなたには時間に縛られて生きてほしくない」と冗談半分に言う。「家でできる仕事はどう?」と勧めるが、それって何やねん。あーあ、これからどうしよ。すべてはNothing planned.