おならっぷばーん

You can't fart without changing the balance in the universe.

ぼくのえーえんなつやすみにっき

台風21号はすごかったです。

早朝バイトから帰って部屋に引きこもっていました。雨音をかき消すようにノリノリのキューバン・ジャズをかけながらドストエフスキーの『死の家の記録』を読みました。エフスキ君が自身のシベリア流刑生活をもとにして書いた刑務所ドキュメントです。陽気な音楽と陰惨な監獄とはガリガリ君温泉まんじゅう味のようにマッチします。

風雨おさまると鈴虫が鳴きました。囚人気分を晴らすために、散歩がてらコンビニへ向かいます。おびただしい量の木の葉、木の枝、木の葉つきの木の枝が落ちています。ピンクのサンダル、猫の轢死体みたいなビニール袋、空き缶、ゾウの轢死体みたいな灰色のバイクカバーもありました。

飛散物に飽きると、異変に気づきます。暗いのです。もともと田舎なので暗いですが、街灯ひとつ点いていません。家の明かりすら漏れてきません。停電しているのです。家から逃げるように出庫する車のライトだけがやたらと目につきました。信号の消えた交差点を器用に進んでいきます。幸い僕の家は停電を免れましたが、丁目が違うだけで電気の通不通があるのだと知りました。

 

おや、こんなところにも飛散物があります。

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近寄ると、

f:id:gmor:20180904210230j:image見事な桶。

 

風が吹いて桶屋が儲かるところを初めて見ました。