おならっぷばーん

You can't fart without changing the balance in the universe.

【ブックオフ】ウルトラセールで買った品々

 

なるべく空いてる時間に、と思って朝一番に行ったのですが、いままで見たこともないくらい混んでました。通路を進むのに半身になったり、しゃがんだり、ジャンプしたり、頭上のロープにつかまって対岸へ渡ったり、大変な体力を使います。

僕はスーパーでバイトしているのですが、たしかに開店時は混みます。鼻先にすぐ人の頭がある状態で、あちこちから「ここで降ります」「いたい」「痴漢」との声が上がりますが、店員の僕らも当然ながら人波につかまって身動きがとれないので「卵がお買い得ですよ」と誰かの髪の毛にあたたかい息を吹きつけることしかできません。みんな「早くいけば空いてる」と考えるんですね。バーベキューでも「誰かが炭を持ってくる」と考えたせいで、肉が焼けないことがあります。

 

 

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北杜夫がドバっと売りに出ていたので購入。

売り場に同じ作家の本が大量に並んでいると、コレクターが亡くなって、その家族が売りに来たんだ、と勝手に想像してしまいます。コレクションの散逸は悲しいですが、その循環のおかげで、僕のような最下層の読者は本の恵みにあずかれるわけですから、なんとも言い難いものがあります。

 

 

 

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ここに名前を書くという大胆な発想に惹かれました。

ふつう、裏とか見えないとこに書くものですが、あえて表紙のど真ん中。「為井」さんでしょうか? 僕もあなたのように生きたいものです。

 

僕は人のカゴをよく盗み見ます。人間の中身というのは結局、買い物カゴの中身と同じですからね。これはゲーテか、ジェフ・ベゾスが言ったことにしておいてください。

若くてほがらかな女性が「人間関係がどうしても無理だと思ったときに読む本」みたいなものを何冊も抱えていると、人の闇に触れた気がします。70代後半の、明らかに年金暮らしと思えるおじいちゃんが「人より10倍仕事ができるようになる方法」を読んでいれば、心の若さに打たれます。いったい家に帰って盆栽でも刈るのでしょうか。

本を読めば救われるとは思いません。
が、読まないよりはましです。

みなさん、がんばっていきましょ。