おならっぷばーん

You can't fart without changing the balance in the universe.

スロットでグウェイ

 

スロットで買った! 豪遊するぞ!

f:id:gmor:20170930153151j:image(5000円で豪遊と言い張るところから、勝ち額を察してください)

 

f:id:gmor:20170930153157j:image来た!

 

f:id:gmor:20170930153202j:imageグウェイ師匠、おはようございます!

 

 

f:id:gmor:20170930153206j:imageヘミングウェイの本はいろんな出版社から出ているが、アローブックスを買う。表紙絵が映画の一コマを切り取ったみたいでカッコいいのだ。

これで5000円を使い切った。それなら1冊800円くらいか、と思う人は計算まちがいをしている。本が届くまでに、僕が4万円負けたことを考慮してほしい。1冊あたり7500円が正解だ。なにが正解だよ、くそが! こんな高い本いままで買ったことねーよ! しかも中古だぞ! 師匠、ほんまカンベンしてほしいすわぁ。

 

 

・・・

 

開高健の遺作『珠玉』の解説で、文芸評論家の佐伯彰一は言った。

”開高には、今からふり返ってみると、不思議とヘミングウェイと重なり合う所が浮び上る。第一に、幅広い旅行者体験、とくに僻地や、戦争、革命などの危険な出来事の渦中にのりこんでゆかずにおかない態度と生き方、いわばたえず現場にわが身をさらすという、嗜欲旺盛なジャーナリスト魂、そして第二に、釣りへのあの熱中的なのめりこみ、……堂に入った酒好きといい、「鬱」にとりつかれ、悩まされた具合といい、さらには中年以降の開高については、身体つきまで、にわかに厚み、逞しさを加えてヘミングウェイと似通ってきていた。そして六十歳前後という没年までが、お互いほぼ重なり合う”

ところが作風と文体はまるで違う、と話は進む。僕はヘミングウェイの文章を読むと開高健の口調で訳文が再生され、逆に開高の本ではヘミングウェイの文章が重なってみえる。同時期に読んだから混ざったらしいが、混ざるにも条件はある。むかし、幸田露伴の『五重塔』の初版復刻版を買った、という話をした。 

 

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言葉づかいが古過ぎて読めない、と嘆いたが、これを立川談志が講談の演目で話していると思い、耳で読んでみると、霧が晴れたようにスカッとことばの意味が頭に入ってきて終わりまで一気に読めてしまった、という不思議な体験をした。立川談志は江戸文化を継承していたのだと思った。

開高とヘミングウェイは男らしい。男であるのと男らしいことは違う。メニューと料理の関係である。僕は男だが、旅行にも戦争にも行きたくないし、世界の現実をペンを握って暴露してやろうという気概も根性もない。釣り竿、たき火、寝ぶくろとは関わりたくない。酒もタバコも嫌だ。憂うつになるには繊細さが足りない。身体はすきま風も塞げぬ板一枚である。だから男らしい男に惹かれるんだろうな。

僕も男になりたいよ、男に。