おならっぷばーん

真夜中の異臭さわぎ

キュービックルーブ再

 

お知らせがあります。 

 

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前回「ルービックキューブを買った!」とウキウキしながら報告したところ、いくつか励ましのコメントをいただきました。期待に応えて「東洋一のキュービストになろう」と決心し、気合を入れて練習し始めたのですが、力を入れ過ぎて、キューブを取ってしまいました。これをもちましてキュービストを引退いたします。

1つぐらいキューブがなくなっても、いつもどおり遊べます。ただし、「歯のない奴はバカに見える」理論と同じで、カタチとしては完全無欠である立方体の一部が欠けていると、表面上は揃っていても、いつまでも完成してないような雰囲気が残る。

「人間、どこまでいっても未完成」なんて教訓を引き出して納得できるほど、ぼくは人格的に成熟しておりません。メーカーに問い合わせて、クレームをつけてやる。「買って3日で壊れるとはどういうことだ。怒りがおさまらねえ。おれのキューブはもう全面真っ赤になっちまったぜ」と迫るのです。

「は? お客様のご購入された商品の配色に問題があるということでしょうか?」とまじめに返されても困るし、「パッケージ背面の<使用上の注意>は読まれました? 読んでないよね。そこに『ゆがんだ状態で無理に回すとサブキューブが脱落したり、破損する』って書いてあるでしょ。ま、あんたの場合は、性格のゆがみのせいでキューブが落ちたんだろうけどね」と言われたらイヤなので、今回は黙っておきます。

しかし、ぼくは学びました。カタチあるものは、いずれ無に帰す。いや、そもそも、すべてカタチあるものは、同時に空しい存在であると。ぼくはキューブの色を失ったことで「色即是空」に思い至ったのです。

それだけではありません。キューブの脱落によって、今までえんえんと続けてきた六面体の移動の苦しみから解き放たれました。仏教では六道(人間道・畜生道地獄道など)をぐるぐる生まれ変わることを輪廻と呼び、その回転から逃れることを最終目的に掲げます。すなわち「解脱」です。ぼくは、ルービックキューブという輪廻から解脱したのです。

前回のブログ記事で、「釈迦よりもパチンコ台の『シャカRUSH』になりたい」と言って、いまさらルービックキューブを買うことのバカさ加減を肯定したわけでありますが、まさかその先で仏教の奥義に触れるとは、恐るべき顛末であります。

 

しかし、ぼくとて並の凡愚ではありません。

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「同じ過ちを繰り返す」が、ぼくの使命なのです。

 

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