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おならっぷばーん

なにも考えずに、楽しむ

CDOのダブルAトランシュ

 

こんばんは、ヒロ寺平です。 

紀伊国屋梅田本店に寄ったら、洋書セールが大盛況でした。本で満杯になったカゴを2つも抱えている人を見て、バーゲンセール中の集団心理みたいなものに陥り、これは急いでなにか買わねばと、ダシール・ハメットのハードボイルド小説、村上春樹の翻訳本、くだらない下ネタジョーク集を手にしたところ、背後で声がしました。

「今まで洋書に手出して、最後まで読んだことなんかねえくせに、なにを偉そうに腕組みしながら品定めしてやがるんだ」と。しばらく迷ってあきらめました。

買ったのは、『ユリイカ』の3月臨時増刊号です。「出版の未来」って特集で、副題は「書店・取次・出版社のリアル」。本好きにはたまらないテーマです。パラパラ読みの印象ですが、うるさい広告がなくて、白地に文字がびっしり書いてある。『ユリイカ』って毎回こんな感じなんでしょうか? テキストで勝負してる感がばりばり伝わってきます。このストイックさ、イイですね。

もう1冊、映画『マネー・ショート』の原作小説『世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち』(文春文庫)を買いました。たいていの映画は、苦労しなくてもついて行ける(ように作ってある)んですが、『マネー・ショート』に関しては、ひさしぶりに映画館のなかで、給食が食べられずに残されたときの焦燥感、塾の帰宅問題がひとりだけ解けなかったときの孤独感を味わいました。

CDOのダブルAトランシュ」「CDOに対するCDS」とかワケワカラン金融用語のつるべうちで、何も理解できぬままエンドクレジットを迎えてしまったのです。悔しくてたまらないので、原作に手を伸ばしました。

すこし読んだのですが、原作小説のほうも何言ってるかワカランですよ。先週放送の『ウィークエンド・シャッフル』にて、宇多丸さんが「アカデミー脚色賞はダテじゃない。原作読んでからもう一度映画みるべし!」と言ってたので、無事に読み終えたら再チャレンジしたいと思います。

 

ではでは。

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