おならっぷばーん

真夜中の異臭さわぎ

おれも経営者になろうと思うねん

あー歯が痛い。歯痛と戦いながら書きます。

お久しぶりです。
それでも記事は、1日に2本のペースで書いています。
別のブログで。

ブログを新たに作りました。理由は2つあります。
① 実験したかったから
② このブログを気楽に書くために

 

前々回、経営者志望のいとこの話をしました。 

 
あの日から、会社運営の本をぽつぽつ読みだして、
「経営戦略ってブログと一緒じゃねえか!」
と思い至ります。

ブログの管理人は、白ひげを口にたくわえた社長であり、そのまま女子トイレに入ってメイクを直す事務室のOLであり、野太い声で社訓をがなり立てる営業所の熱血漢であり、休憩時間にタバコをふかす生産工場の工員であります。トップとして運営方針を決めることから、ネタの仕入れ、加工、宣伝広告にいたるまで、すべて1人でこなさなければいけません。

たしかに、下請け会社から部品を仕入れるように、記事を外注することもできます。「400字以上で日記を書いてください。単価は1記事50円です」みたいな仕事は、ランサーズやクラウドワークス等にいけば、いくらでも見つかります。手元に資金があって、運営の手腕に自信があるなら、自分では一文字も書かずに、人気ブログを運営することだって可能です。反対に、超おもしろい文章を書ける人がいても、うまく世の中にアピールできなければ、他のサイトに埋もれたまま消えていきます。

優秀な労働力を大量投入できる運営会社なら、あらゆるテーマを扱う総合的なWebサービスを提供できます。たいして、個人ブロガーは、マンパワーの制約から、弱く総合的になるか、強く専門的になるかの二択です。たいてい後者の道を採ります。専門性の高いクラフトマンシップが求められる一方で、ブログを回していくには、現場から一歩引いた総合的な管理能力が求められる。ブログで成功している人は、絶妙なバランス感覚で、手と頭(現場と首脳陣)の関係にうまく渡りをつけています。エグいっす。

 

AIDMAって聞いたことありますか?
広告やマーケティングの世界で、使われることばです。

故・中島らも氏に極意を教わりたい人はこの動画で。

 

AIDMAとは、人が商品を買うプロセスのことです。

A…Attention(注意)わっ、なんだこのロールケーキ
I …Interest(興味)生地がふんわりして美味そうだなあ
D…Desire(欲求)食べてみたいなあ
M…Memory(記憶)デパートの地下にあるお店かあ
A…Action(行動)次の休みにでも買いに行くかあ

て感じです。

 

広告代理店の電通は、インターネット時代の消費者に合わせるために、このモデルを組み替えて次の「AISAS」を提唱しました。

A…Attention(注意)
I …Interest(興味)
S…Search(検索)
A…Action(行動)
S…Share(共有)

書店でおもしろそうな本を見つけたときに、「Amazonレビューどんくらいだろ」とか調べますよね。買ったら早速「こんな本買いました」とツイートしたり、ブログにアップしたりしますよね。検索と共有はそういう意味です。 

これブログにも使えるんとちゃうけ? と思って、
PV数を稼ぐためのモデル「AIRS」を考えてみました。

A…Attention:とにかく人目に触れること
I…Interest:クリックを吸い寄せるタイトル
R…Read, Review:期待以上のおもしろ記事
S…Share:共有されやすいサイト、内容づくり

 「おならっぷばーん」はAIRSを踏み外したブログタイトルの悪例です。だれがFacebookで共有したいと思いますか?「うわっ、あの人ヘンなブログ読んでる」と思われますよ。ブログを作ったのは、経営戦略の教科書に書いてあることを応用したらどうなるか、別の場所で試してみたくなったからです。

Attention(注意)の観点からは、ここで新しいブログを告知して、すこしでも多くの人に知ってもらうのがベストなんですが、ひとつ難点がありまして。そのブログでは、一応女性ということで書いています。ので、整合性がとれなくなるんです。

性別詐称のおもしろさには、幼少期から気付いてました。私は小学生のとき、自宅PCのピンボールゲームに飽きて、SMサイトに出入りし、自称Sの男性とチャットして遊んでいました。学校帰りには、まだ変声期を迎えない友達数人を引き連れて電話ボックスに入り、ガラスに貼られたテレクラ広告のフリーダイヤルを回して、裏声を駆使しながら「じゃあ、梅田で5時に待ち合わせね」と約束を取り付けたりしていました。「いたずらすんじゃねえクソガキ! ぶっ殺すぞ」と凄まれたこともあります。あの日、電話口の向こうにいた男性から、男という生き物の哀れさ、バカバカしさを学ばせてもらいました。

エピソードトークで逃げましたが、率直にいって、女性が書いているほうがウケると思ったのです。良心は痛みません。歴史を見てください。実験と名が付けば、倫理、道徳などはカンタンに踏み倒せます。(それに私が男であるという確証もないわけですから…?)


2つ目の理由は「もっと気楽に書くために」です。

ブログやってると目標が乱れてくるんですよね。人気者になりたい、金を稼ぎたい、自分の書きたいこと書きたい。でも、それをぜんぶ両立しているのは、ごく一部の先生と呼ばれる人達だけです。出版社が頭下げて「なんでもいいので書いてください」と泣きつくような人です。 世の中でものを書いてお金を稼いでいる人は、ほとんどがライター業で、こっちは依頼主の仕事をやらせていただく弱い立場です。本当に自分の書きたいこと書いてお金を稼いでいる人たちなんて人口の0.00001%(それでも1300人、そんなにいますか?)ですよ。

広告をつけると、リンクを踏んでもらいたいがために、セールストークになっちゃうんですよね。だから、金を稼ぐ(=人気者になる)という目標を本ブログから分離するために、もう1つのブログを用意したわけです。別ブログでは、露骨にクリックを搾取していく扇情的なタイトルをつけて、ごりごりにマネタイズ(AmazonアソシエイトGoogleアドセンス等)しています。

歯の痛みが消えません。ドストエフスキーは、『地下室の手記』でこんなことを言いました。歯痛に苦しむ人間は悪意のこもったうめき声をあげる。その声には、人間の快楽が表現されている、と。このブログは、悪意あるうめき声に特化していきます。

では。

広告を非表示にする