おならっぷばーん

真夜中の異臭さわぎ

ハブ本

クモの巣のようにほかの本へ線を伸ばす本、おもしろい本へとつながる本を「ハブ本」と呼びたい。が、検索するとすでにあやしい書評ブロガーやビジネス本ライターによって使われていたのでもうやめたい。耳触りの新鮮なことばを作って、なにか新しいことを言…

アルコール!! スピードスピードスピード!! ラッシュ!! アルコール!! スピーードドドドドドド!!!!!!

伊達メガネも、あごに手をやる動作も、あえて難しいタイトルの本を持ち歩くのも、知的に思われたいという気持ちの現れです。べつに悪いことではありません。人間は愚かであるより、賢くあろうとするほうが自然です。しかし、その賢さをIQ・偏差値・出身校と…

『映画秘宝8月号』の私的ハイライト

(ハーレイ様に痛めつけられたい) 『映画秘宝』8月号の個人的ハイライトは、大槻ケンヂの連載「パイパニック対談」です。今月の対談相手は、元ボクサー赤井英和の娘でモデルの赤井沙希さん。7月公開の映画『大怪獣モノ』のプロモーションでやってきたようで…

ぼぼぼくはハダカが好きなんだな

ブックオフで『裸の大将放浪記』全4巻を発見して即ゲット。 なんでこんなものに飛びついたのかと言えば、井上ひさしの『自家製文章読本』でこの本が引用されていて、その内容が強烈だったので、脳のしわに「山下画伯の書いたスゲエ日記がある」と刻み込まれ…

ひとをワクワクさせる方法

NHK教育テレビの子ども番組『つくってあそぼ』でメインパーソナリティをつとめたワクワクさんと子どもの頃に会ったことがある。 パーソナリティというが、番組に登場するパーソン(人間)はワクワクさんだけで、あとはアシスタント担当のクマが1頭いるだけだ…

カバンの中身はなんだろな

タレント・モデル・お笑い芸人のカバンの中身を紹介する雑誌記事があった。 AV男優のしみけんは、コンドームはもちろんのこと、たんぱく源となる鶏肉の真空パックを持ち歩く。それより気になるのは彼の略歴にある「経験人数8000人以上」という数字だ。世間に…

脱線の永久機関車

ブックオフで買ってきた本を、小出しに紹介するというこすからい執筆方法で、3本の記事を書き上げることに成功した。この手順をもっと改良して、1度に1冊だけとりあげ、あとは適当に脱線ばなしをつなげれば、いくらでも量産できるのではないか。これが古来よ…

ブックオフで洋書を買ってきた

ブックオフの洋書コーナーで、クエンティン・タランティーノの映画『ジャッキー・ブラウン』の原作小説を見つけた。しかも108円である。 買い取っても、うまく捌けないからか、Amazon中古よりも安値がつく。洋書を売る人間がそもそも少ないため、ラインナッ…

酒を飲んだときに読む本

吉行淳之介編集の『酔っぱらい読本』というアンソロジーを買ってきた。 この本は、酒にまつわるエッセイ、詩、さらには古典落語にいたるまで、古今東西のあらゆる酒呑みたちの文章を集めたものである。佐々木侃司(ささきかんじ)というイラストレーターの挿…

本名は中川雅也

ブックオフの海外文学コーナーで、 外国人作家に混じってリリー・フランキーの『東京タワー』が陳列されていた。 たしかに名前だけみれば外国人だと思うのも無理ないが、さすがに副題の「オトン」「オカン」という表現には違和感があるのでは…。 文庫の整理…

『デッドプール』の試写会に行ってきた

『デッドプール』の試写会に行ってきたので、感想を書きます。本編の内容にガンガン触れるので、観る前にあんまり中身を知りたくない!って方はご注意ください。 ゲスい とにかく股間度が高い。 股間度とは聞きなじみのない言葉ですが、チンコ関連のネタが盛…

本を読むな、活字離れせよ

寺山修司『幸福論』の一文である。 書物はあくまで、「時」という名の書斎と、「教養」という名の椅子、それに少しばかりの金銭的余裕をもちあわせている人生嫌いの人たちに、代理の人生の味わいを教えてくれるだけである。 本好きをチクリと刺す、イヤなこ…

一人二人三脚

作家の仕事は、机に向かってものを書く時間より、書いたものを見直す時間のほうが長い。 『ガキの使い』に出演した羽田圭介がそんなことを言っていた。実際に『情熱大陸』では、執筆する場面が1秒も映らない。 羽田圭介は、編集者の細かい注文を記したリスト…

音痴、音楽の語りがたさを語る

今回は音楽のはなし。 過去に一度も音楽を話題にしたことがない。それはぼくが音痴だからである。 音楽会の練習で音痴に気がついた。舞台のひな段にずらっと生徒が並んで歌うなかで「あなた、あなたの音程が狂ってるからおかしなことになってるのよ」と、銀…

亡き祖父から艶本を受け継いでみる

先週、祖父が亡くなりまして遺品整理ということで古い本をいくつか頂きました。 そのなかの1冊が、これ。 「閨中 なんとか蛸壺」の前篇です。 開くと、鮮やかな扉絵が迎えてくれます。 「閨中風俗門選」シリーズのようです。読めませんが、絵と文の担当者ら…

詩・私・死

ひとは鼻水がいったいどこから湧き出るのかを想うとき、8次元宇宙の存在を確信する。ぼくはその日、霊感に導かれて体温計のモニタに「37.5」の数字を見た。 週1で参加するボランティアを今日は休もうと考えたが、現場で知り合った女性(以降V子)と本を交換…

モテたい!モテたい!モテたい!

能町みね子の『くすぶれ!モテない系』(文春文庫)を読んだ。最近この手の「モテ」に関する本、しかも女性側から考えるモテ論を読むようになった。 街を歩けば、男の非モテに関してはたちどころに理解できる。非モテの男は、顔や眼つき、ファッション、身の…

GWとMJ

ブックオフがGW特別セール中で本が20%オフだったので、いろいろ買った。 平常時は、気になった本を片っ端からカゴに入れるMJ(マイケル・ジャクソン)方式で買い物するのだが、安い時にかぎって慎重に品定めしている矛盾に気づく。 こういうときこそ、普段なら…

デートをドタキャンされた男の叫び

つっこみと言えば、もっと心の底から「なんでやねん」と叫びたい、いやむしろむせび泣きたい事態が起こったのでした。のん気におもしろ画像を掲載している場合ではなかったのです。 前に、ボランティアで出会った女性と美術館デートの約束をしたと報告しまし…

「なんでやねん」を発射します

大阪人ですから、心にいつも「なんでやねん」の発射台があります。 街中を歩いているときに、妙にとぼけた光景が目に入れば、とたんに飛び出すんですね、「なんでやねん」が。プロのお笑い芸人は、一般人のすっとんきょうな行動をみたときに無意識的にツッコ…

筒井康隆とブログ運営

本日は動画の紹介でも。 筒井康隆が『創作の極意と掟』を出版した際に開催されたトークショーである。1時間超あってだれも観ないだろうから、「さすが!」と思ったところを紹介する。質問コーナーの次のようなやりとり(15:30~)である。 「読者を楽しませる…

先週のお題「私がブログを書く理由」

遅ればせながら「ブログを書く理由」について。 舞い上がったこころを落ちつけて、平常運行するには、このくらい波風の立たない話題を選ぶほうがよい。テレビだってそうだ。明日わが身を待ち受ける運命を忘れるには、あの四角い受像機をみつめて、つまらない…

おいおいボランティアしたらマジ人生変わりそうじゃねえか

あるボランティア活動に参加中、ひとつ年下の25歳の女性と出会った。 「女というものは男よりいくぶん小さい点が唯一の取柄なのであって、大きければゴリラと変わりがない」と北杜夫はいうが、彼女は小さくて華奢なので、500kgの握力で手を握りつぶされる心…

再燃する三島由紀夫ブーム

『午後の曳航』という、船乗りと少年のおぞましい話を読んでから、三島由紀夫の才能にひれ伏し、古本屋にあるだけ買いあさる。 三島由紀夫の小説は、文学青年をきどる人間の必読書みたいな位置づけで、いちおう手は出してみるが、世間のミシマファンみたいに…

質より量も癖だのみ

最近とくに更新の目標もないので、とりあえず「1000字」のゴールにむけて書くことにしてます。 ありきたりな「質より量」の法則を持ち出して、言い訳するつもりはありません。面倒なのは、毎日なんか書くクセがないこと、ビジネスライクに言い換えれば「習慣…

ブックオフ・スカベンジャーズ結成

花の盛りもいつしか過ぎて、行く春を惜しむ季節となりました。皆さんお変わりございませんか。 いよいよ夏の背中が見えてまいりましたね。しかし、この陽気のうらには、どこかじめじめした陰気な熱が潜んでおります。新生活を華々しくスタートさせた人間の足…

解決すべき、いくつかのくだらない問題について【HuluかNetflixか編】

もともとHuluでもNetflixでもなく、TSUTAYA派でした。月20本借りる(そのうち5本は観ずに返す)ヘビーユーザーだったのですが、Huluを契約してから店に行く回数が激減し、借りる本数も3ヶ月で2本という住宅営業マンの契約ペースへ。次回のカード更新をどうす…

解決すべき、いくつかのくだらない問題について【iPhoneカバー編】

iPhone6を無色透明のシンプルなケースに入れて使っているのですが、これが日に日にボロボロになってきました。砂と潮風にさらされて朽ちていく海辺の小屋のように、あるいは雪印の「さけるチーズ」のように。つねに手のひらの触れるところは黄ばみ、背面は乞…

エロビデオで知る人のまごころ

駐輪場で、電子レンジくらいの大きさの、白い紙袋を見つけました。 ところで、みなさまは「Gaydar」という英単語をご存知でしょうか。gay(ゲイ)とradar(レーダー)を合体させたコトバで、ちゃんと英和辞典にも載っているのですが、これは「ゲイがゲイを素…

キュービックルーブ再

お知らせがあります。 前回「ルービックキューブを買った!」とウキウキしながら報告したところ、いくつか励ましのコメントをいただきました。期待に応えて「東洋一のキュービストになろう」と決心し、気合を入れて練習し始めたのですが、力を入れ過ぎて、…

キュービックルーブ

ルービックキューブを買ってしまいました。いままで一度も手にしたことがないのに「懐かしい」と思う感覚は何でしょうか。 大阪万博の開催時、ぼくはまだ父の陰嚢のなかにさえ生まれていない、いわば無の存在だったわけでありますが、アメリカ館やらソ連館や…

ことわざ辞典で墓荒らし

ことわざ辞典を買ってきた。 「スピーチ/文章を豊かにする!」イヤですね、自分のはなしに故事成語・ことわざ・偉人の名言を引いて、それっぽく聞かせようとする人は。かつての校長先生の演説を思い出します。 中身。風紀委員みたいな大人しい外見ですが、 …

ららぽーとEXPOCITYで拝み倒せ

去年末に大阪万博公園のそばにできた、ららぽーとEXPOCITY。いままで何度も訪れたが、いまだに全部を回りきれない。1階から3階フロアを踏破しようと思えば、途中で1泊しないと体力が持たない魔道ショッピングモールである。 子どもはソファでぐったりして…

つくったものをさらす勇気

今まで散々、自己啓発書をバカにしたようなスタンスをとってきたが、何を隠そうぼく自身がもっともその類の本に頼って生きているのだから困ったものである。 人の言行は一致せず、むしろ正反対なことが多い。アメリカのゲイ反対運動の首謀者がじつはゲイだ…

蒸したタオルが蒸しタオルである

床屋で気持ちよい瞬間というのは、いくつかある。首筋にクリームを塗られて、カミソリでぴちぴちと剃られているとき。温かいというより、熱いタオルで顔面を覆われたとき。そして身体に巻かれたケープの下で、専門のおじさんから陰部のマッサージを受けてい…

読まない読書ライフ

「本とは、なんというか、紙である」(かたむきみちお・自称フリーモデル) ――そう、今宵は本のはなし。語り手は、稀代のブックマイスター・かたむきみちお。「中身を読まなくとも、本棚に飾るだけで読んだことになる」という独自の「読ん棚」理論を用いて…

母ちゃん、おれ勝つからよ

最近めっきり読書関連の投稿が減り、もともとこのブログが読書ブログらしいものを目指して発足されたのがウソのようである。というのも、みなさまの前で胸を張って読書人を気取れるような本を読んでいないからです。 たとえば、お笑いトリオ「インスタントジ…

前歯と奥歯のはなし

前歯篇 すこし前の夜のこと、小腹が空いたので食パンを焼いて食べたら、前歯がずっぽり抜け落ちた。ぼくはもう驚かない。いままで何度も抜けてきた差し歯だからである。しかし、パンみたいに柔らかいものを食べて抜けたのはショックだった。むしろ、それまで…

ワイヤーで植物をつくる

きのうは花をつくりましたが、あまった針金で、いろいろ作りました。 まずはサボテン。理由は、作りやすそうだったから。 それと、雑誌『BRUTUS』を読みまして。今月号は「珍奇植物」特集で、ヘンなサボテンをたくさん見たんです。 買うより自作してやろう…

おはなやさん

「枝しか置いてないとは、どういうことだ!」 この手の遊具みるたびに思うんだけど、「おはなやさん」って初めから限定するのはどうなん? くだもの屋、金物屋、熱絶縁工事屋…。子どもの想像力に任せるべきだと思う。 花屋にするから、枝を載せるのが唯一の…

おそう

商店街を歩いていたら、こんなポスターが。 「じてんしゃはおそう」 ほんとうは、商店街のなかを自転車にのったまま走ると危ないから、押して歩こうと訴える大変まじめなポスターです。しかし、「襲う」でも意味が成り立ってしまう。本人が意図せざるところ…

あがれバッテリー

千原ジュニアさんの成功論です。 (目標を達成するためには)自分自身のバッテリーの残量を毎日0%にして1日を終えることです。夜寝る時に『今日は50%も残っているやん』という日があったらダメなんですよ。これは肉体的にヘトヘトになれって意味じゃありま…

髪切った

1000円カット行ってきました。 まったく頭髪てのは厄介ですね。勝手に生えてきて、切るのに金がかかる。生えなくなったら今度はハゲ呼ばわりでしょう。 『ごっつええ感じ』のコントを思い出します。ツアー客が無人島に漂着して、何ヶ月も救助を待っている。…

Miitomoomonnai

任天堂の「Miitomo」ってアプリ入れた。でもいまいち楽しめてない。 知らない奴が部屋にやってきて、「きのうの晩ごはんは、からあげです」とか勝手に言い出す。 心底どうでもいいよ!って思うけど、「おいしそうですね~!」とコメント。 現実世界ぐらい気つ…

かくことないお

うわ書くことねえ、でもブログは書きてえって矛と盾ぇ。 ぼくはわずか5歳で面倒くさがり屋を創業し、以来ずっと怠学・怠慢・怠情の精神を貫いて、20歳で東証一部に上場するほど立派な怠け者に成長したので、今更みみっちいブログネタ探しに奔走するなど、プ…

超越するオナニー

サブカル系ライターはオナニーを語る。というより、オナニーを語らねばサブカル業界人ではない、といった雰囲気さえある。下ネタを言うだけのラクな商売に見えるが、実際そうでもないらしい。 リリー・フランキーとみうらじゅんが、共著の発売イベントで言…

お財布

学生のとき、パチンコ屋で財布を落とした。さすがに持って行かれたか…とダメもとで店に確認すると、それっぽいのがあると言うので、店に出向いた。財布を見せてもらうと、間違いなく私のものだ。店員が財布をひらき、中身を確認しろと言う。カード類は無事…

CDOのダブルAトランシュ

こんばんは、ヒロ寺平です。 紀伊国屋梅田本店に寄ったら、洋書セールが大盛況でした。本で満杯になったカゴを2つも抱えている人を見て、バーゲンセール中の集団心理みたいなものに陥り、これは急いでなにか買わねばと、ダシール・ハメットのハードボイルド…

わき汗Padと生きがいの創造

たまに「汚れてるかも?」と思ってスマホに鼻を近づけることはあっても、何のにおいもしない。ですが、わたしのiPadは、洗ってない体操服というか、OLが2週間使いつづけたわき汗パッドみたいなにおいがします。 原因は、風呂場への持ち込みです。防水用のジ…

ワルと手紙の意外な関係

集英社の季刊誌『kotoba』買いました。「映画と本の意外な関係」という特集が組まれています。映画と本ですよ。食べ物で言うならカレーとうどんです。 ですが、カレーうどんは万人受けを狙ったつまらない料理ですよ。そんなものより、『チャンプロード』のよ…